金融用語集 い02
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インパクトローン impact loan 居住者による外貨借入であり,一般には資金使途に制限のない外貨貸付のこと.資金の使途を貸付者があらかじめ指定している外貨貸付であるタイドローンに対して用いられる.インパクトローンの本来の意味は,開発計画の実施に直接必要ではないが,そのはね返り(impact)として原材料,消費財等の追加購入が必要となった場合に貸し付ける借款のことであり,プロジェクトローンに対する概念として使われていたが,その後,上述のように広く使途制限のない外貨貸付を指すようになった。 旧外為法下ではインパクトローンの借入は許可とされていたが,1980年12月の新外為法の施行により完全自由化された。こうした自由化措置を受け,現在では利用者も大企業中心から中堅・中小企業へと裾野が急速に広がつている. インフレギャップ;デフレギャップinflationary gap,deflationary gap 事前的にもくろまれた貯蓄と投資について,投資が貯蓄を上回るとき,その差をインフレギャップ,逆の場合の差をデフレギャップという。前者の場合にはインフレ的な,後者の場合にはデフレ的な影響が生じる.インフレギャップという語は,1941年の英国蔵相の予算演説ではじめて使用されたといわれる。なお,当然のこととして,事後的な貯蓄と投資は必ず一致する. インフレーション inflation 経済におけるなんらかの内生的メカニズムによって生じる物価の持続的な上昇現象.新しい税制の導入などの一時的な要因により生じる1回限りの価格上昇は,インフレーションとはよばない.第1次世界大戦後のドイッのような急激な物価上昇をハイパーインフレーション,第2次世界大戦後の先進諸国に多くみられたような,ゆるやかだがなかなか収束しないインフレーションを,クリーピングインフレーションとよぶことがある。また,その原因が,主として需要面にあるインフレーションを,デマンドプル型,供給面にあるインフレーションをコストプッシュ型とよんで区別することもある。→デフレーション |
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